文法の形式の整理

古い言葉を使った言い方

文法形式には古い言葉を使ったものがあります。その文法形式を学習したことがなくても、元の言葉の意味が分かれば意味を類推することができます。

古い言い方	意味	文法形式	例
~ず	~ない	もかまわず	値段もかまわず買い物する。
		を問わず	この仕事は男女を問わずできる。
		にかかわらず	送料は重さにかかわらず200円だ。
		にもかかわらず	大雨にもかかわらずたくさんの人が集まった。
		ずじまい	連休はどこへも行かずじまいだった。
		ずにはいられない	のどが渇いて水を飲まずにはいられない。
		ざるを得ない	週末も働かざるを得ない。
べし	なければならない	べきだ	今できることはいまするべきだ。
べし	なければならない	べきではない	女性に年齢を聞くべきではない。
まい	ないだろう	まい	よく確かめたのだから間違いはあるまい。
	ないだろう	ではあるまいか	このままでは問題は解決しないのではあるまいか。
	ないようにしよう	まい	こんな失敗は二度とするまい。
つつ	ながら	つつ	将来のことを考えつつ進路を決める。
	ているところ	つつある	次第に暖かくなりつつある。
	けれども	つつ	危険だと知りつつ近づいた。
せよ	しろ	にせよ	忙しいにせよ連絡はしなさい。